マインドフルネスの旅2024 ~広島リトリート3日目:宮島~
心のサポーターなおこの公開日記
(*^_^*) 自己開示とも言う。
2024年3月17日(日)
10時~16時:etto宮島交流館
心と身体をいやす気づきのプラクティス
~マインドフルネスの一日 in 宮島~
始まる前に
10年前、一人で観光に来た宮島。
あの頃は、広島に住んでいる息子のことが心配で心配で。
息子に会いに来たのだが、会ったのは数時間のみ。
時間が空いたので、宮島への一人旅になった。
今は、違う。
応援の仕方が変わった。見守りの仕方が変わった。
息子を信頼し、信じているので安心している。
あの頃は、心配の念を飛ばしていたなぁ~~と反省。。。
そんな事を思いながら、宮島行きの船に乗った。
10年前の夏は、晴天だった。
けど、心は沈んでいた。
10年後の2024年3月27日の宮島は、曇り時々雨。
でも、心はとても清々しい。
10年前は、満潮で海の上にぽっかりと浮いているように見えた厳島神社。
今回は、潮が引き海辺を歩くことができる。
違う顔の厳島神社が観れて嬉しい!
歌う瞑想
今回のリトリートでは、毎回歌う瞑想の担当僧侶が変わったことで、歌う瞑想の理解が深まった。
歌詞の説明も、僧侶それぞれの説明の仕方があり、視野が広がったような感覚。
大事なこと
- 歌うときも呼吸を意識しながら、息を感じながら歌う。
- 歌を楽しむ。
法話
ほんとに申し訳ないです。。。。
(ノ><)ノ
すっぽり、記憶が抜け落ちておりまして。
記載できませんでした。(思い出したら追記します)
食べる瞑想
ホテルの横で買ったコンビニ食での食べる瞑想 ^^;
感謝していただく。
今回は食べる瞑想の時も、父を招いて一緒に食べようと思っていた。
今現在、胆嚢の腫れのため 絶食 を余儀なくされている状況の父。
「食べることだけが楽しみだ。」と言っていた父から、食べることさえ奪われてしまっている。
私が食べることで、父も食べている。そういう感覚になるといいなぁと。
食べることができるのは、奇跡だ!!
そう感じる。。。有り難い。
深いくつろぎの瞑想
トータルリラクゼーション
深い癒しに包まれたリラクゼーションとなりました。
最後には、シスター・チャイのバイオリンとだぁさんのギター演奏があり、美しい音色に溢れる空間に横たわれ幸せのひとときでした。
体ほぐし
気功。太極拳。のような感じで、体に刺激を与え体をほぐしていきました。
ブラザー・ファップ・ユンの言葉
- 私たちはいずれ、動けない身体になってしまうかもしれない。
- 今、こういうことができることを楽しみましょう。
歩く瞑想
雨を楽しみましょう。と傘を持って歩く瞑想。
外は、気持ちのよい冷たさと時折風が吹いていた。
結局、雨は上がり傘はささずに歩けた。
Q&A
※記憶がかなり曖昧な記載です。
※リトリート終了1週間後に記憶を辿ってみました。(>_<)
Q:修行をされている僧侶の皆さんは、「怒り」という感情は、もう感じないのでしょうか。
A:来日して、今日までに3回怒りました。(具体場面のお話あり)
- 怒りを鎮める実践をする。
- 相手に自分の事を理解してもらえるよう怒りの理由を話す。
僧侶だからといって、「怒り」を感じないということはない。
自分は、どういう時に「怒り」を感じるのかという事を知ることが大事。
成長過程のどこかで、トラウマのようなものを持っていたりする。
自分を知ること。自分を理解すること。
Q:学校教育の場で、子ども達のトラブルがあった時など怒りが湧いてくることがある。どう対応したら良いでしょうか。
A:和解のプログラムがある。
- 相手を理解しようとすること。
- 決めつけずに、話を聴くこと。etc.
- 夫婦の場合は、「取り扱い説明書」(誓約書)みたいな物をお互いに書く。
※自分はこういうことをされると、点火しますので気をつけましょう。
というような事をいくつも書いて、相手に渡す。
見えるところに貼っておく。
Q:自己肯定感が低い。自己肯定感を高めるためのアドバイスがあればいただきたい。
A:まずは、自分を許してあげましょう。
自分を癒してあげましょう。
歩く瞑想もいいでしょう。
自分に厳しくせずに
~~ 略 ~~
Q:職場などで、自分の意見や考えなど話を聴いてもらえない。
~~ 略 ~~
社会的な地位やランクづけから出るプラクティスをしましょう。
ビジネスの損得抜きのサンガを作ること。
そこには、集合的エネルギーが生まれます。
「レジスタンス コミュティ-」と言ったりもする。
宮島からの帰り
山には霧がかかっており
歩く瞑想の時に見た「龍髯(りゅうぜん)の松」のような霧にうっとり。
ありがとうございました。
気づきと変容
3ヶ月前、父との久しぶりの面会に母を連れて行った。
その時、これまでにないほどの怒りにまみれた父がいた。
私たちは、意味もわからず、暴言を吐きまくられ、ただただあっけにとられていた。
その後、私と母の面会はしばらく避けた方が良いと思った。
緊急対応は出てくるので、面会は他の兄弟が繋いでおくくらいが丁度良いと。
ひと月も日を空けると、コンパッションは湧き上がるもので
その間に、【10分間のギフト】作戦を練っていた。
5ヶ月前父は、1泊2日の入院検査の予定が、想定外の半身麻痺、言語障害、になり5ヶ月自宅に戻っていない。
次の転院の時に、往復約90分かけて自宅を回ろう!という作戦。
その時の父は、車椅子に座っていられるのが5分が限界だった。
- 自宅に上がれる介護用のスロープを探し回り
- 介護タクシー会社に電話かけまくり
- 両病院のお医者様に思いを伝え
- 父には、リハビリを頑張ってもらい
皆で協力し、最後のチャンスかもしれないと【10分間のギフト】をプレゼントすることができた。
10分間だけ、住み慣れた我が家に戻ることができました。
たった10分だけど、深い10分間でした。
※上記は、ほんの一部のこと。他にも多々出来事は起こっていた。
今回のマインドフルネスのリトリートは、
- 自分と向き合う時間
- 父、母、家族と向き合う時間
- 内なる平和を癒す時間
そう決めての参加だった。
僧侶の皆さんのお話は、どれも身に染みた。
全てが腑に落ちたという感覚になった。
特に
- 怒りの感情の鎮め方
- 和解の仕方 など
そして
- 実践の継続なのだと知った。
平和の一歩は、そこからなのだと。
両親の生活のお手伝いをすることで、沢山の温かいギフトもいただけている。
戦争と平和は共存している。ということ。
大変なことと幸せは、一緒にやってくると感じていた私。
大変な事(辛いこと、苦しいこと)と幸せ・幸福感は共存しているのかもしれない。
感謝
無料で火曜金曜の夜に
「お休み前のミニマインドフルネス瞑想」をコロナ禍の頃から開催してくださっている
島田啓介さん:だぁさんに会ってお話しすることも目的だったのに、そのゆとりが私になかったのが残念。
でも、だぁさんが写真を撮ってくださったので、今回唯一の記念写真。
普段の私なら、僧侶の皆さんや全国のサンガの皆さんと写真を撮るのになぁ~(‘_’)
竹中ご夫妻、りえさん、ももさん、りょうこさん、そのこさん、ありがとうございました。
だぁさん、僧侶団の方々、心より感謝申し上げます。
夜の連絡
宮島をあとにし、ホテルで早めの就寝を取ろうとした頃に、息子から連絡が来た。
奇跡じゃ!!(゜o゜;;
< つづく >
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