【心ほっこりエピソード】小学1年生との会話「日直」
小学1年生の担任をしていた頃のエピソードです。
小学1年生の4月は、殆どの子が緊張し、期待と不安な気持ちで登校していることと思います。
幼稚園までとは、違い、新しいお友達、初めての教科授業、初めての給食当番、お掃除当番、初めてずくし・・・
学校生活に慣れてきた4月下旬頃の帰りの会でのお話です。
担任:「今日まで、先生がやってきた日直のお仕事を明日からは、皆さんにやってもらいます。」
「日直さんのお仕事は、朝の会の司会や、帰りの会の司会、授業の初めと終わりの挨拶の号令をかけることです。」
子ども達は、何でも新鮮に感じているので、目がキラキラ。やる気に満ち溢れています。
そんなやる気に満ち溢れた一人の男の子から
子供:「せんせーい!じゃあ、いっちょく、さんちょく、よんちょくは?」
担任:「・・・???」(ナヌ?)
暫くの間、何を聞かれているのか理解できずに、考え込んでしまいました。
その子の目を見つめ、
担任:「ごめんなさい。先生、何聞かれてるのか、わからない・・・(≧◇≦)」
子供:「だって、先生、にっちょくがあるなら、いっちょく、さんちょくもあるでしょ?」
あ’’っ! (゚д゚)!
謎が解けた私は、心が和むと共に、この子の思考・発想に驚きを隠せませんでした。
面白い!オモシロすぎる~!
数字を習ったばかりのこの子の日直のイメージは、
「2ちょく」だったのです
2があるなら
「1ちょく」「3ちょく」は、何をするのだろうとやる気満々の質問だったのです・・・(*^^*)
子供の思考って、大人からは想像もできないような視点を持っています。
その純粋な思考・発想を大切にしてあげたい!と思う日々でした。
子ども達の会話を聞くと、ついつい笑顔になってしまいます。
面白いユニークな会話してますよ~(^^♪