数年に一度起こる『恐怖と幸せ』のはち合わせ

沖縄やんばるでゆったり暮らしている

心のサポーターなおこです♪

 

今朝、数年ぶりにやって来た!!

あの恐怖の瞬間、、、

そして

その後の幸福に満たされる事件が、、、

何気ない日常にそれは起こる

数日後にお客様を愛車の軽ワゴン(貨物車(^^;;)に乗せるので

  • 寝起きの格好で
  • すっぴんのまま

道路と併設の駐車場で、車の中の片付けとお掃除をしていた。

 

時折、車が行き来する道路に背を向けて

「誰も私のことを気にせずに通り過ぎて行きますように・・・」

と思いながら黙々と片付けをしていると

 

「シューー。」

背後で静かに車が止まる音。

「朝早いこんな時間に、私に用事のある人はいない。」

と言い聞かせ、黙々作業。

すると

 

 

「せんせい!!」

ギョ!!

(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)!!

 

「いやいや、聞き違いだ!無視、無視!」

 

なおこ先生!!

ひぃーー!!

恐怖の瞬間

振り向くと

車の窓を開けて

明らかににこにこと私に声をかけている若い男性が、、、

  • 耳に派手なピアスをして
  • あんまり関わりたくない青年が目の前に(>_<。)

 

思わず

「だれ?」

と口をつく。

Mだよ!

えーー!!

(゜ロ゜屮)屮

 

荒れたクラスばかりを受け持っていた教師時代

6年前まで現役教師だった私。

すっかり忘れていた過去。

何故か荒れたクラス学級崩壊後の学年を受け持つことが多かった私。

ウーマクー達のやることなす事が、不思議で面白かった。

目に見えるように成長して行く姿に感動し

保護者の皆さんとも仲良くなり、支えてもらった。

 

そんなウーマクー学年を受け持った時の子だ!!

それも25年も前、小学生だったあなた!!

大人になったウーマクー

「なんで、ここにいるの?」

「そこのアパートに住んでる!」

「ワッオーー!!」

~~~~~~~~

現在は

  • 結婚して
  • 子供も育てていて
  • しっかり修理工場で働いているらしい

 

身の上話やお仕事の話を一通り聴いたあと

「先生、この前草刈りしてたでしょ!?」

「なんで知ってるの?」

「こんな顔して死にそうになりながら草刈りしてたから、オレ、先生だいじょうぶかな?と心配して見ていた。」と。

 

「えーーー!!そうなの?」

「暑かったからねぇ~。」

「M、直子先生の面倒見てよね!」

 

うん! 面倒見るよ!

Σ(・ω・ノ)ノ!

今、なんて言った?

私の面倒見てくれるって言った?!

(;_;) (;_;)/~~~

あの頃、ウーマクーだったのになー!!

(ToT)/~~~

 

私は、天にも昇るほど幸せに満たされるのであった。。。

時が止まり

あの頃の教室の中に瞬間移動 (;_;)

 

過去の若かりし頃の私と

シミしわが増え、体力も劣って来ている現在の私が

繋がっている

切れることはないのだと深い感動を覚える

 

教師を退職しても

縁は繋がっているのだ

感動の再会での私のたたずまいは “(-“”-)”

“(-“”-)”

  • よれよれの寝巻姿
  • 顔も洗ってない
  • すっぴんでシミしわ丸出し
  • そしてーー、髪の毛真っ赤っかー!!

昨日、初めてのカラーを入れてもらったばかりでーー!

前髪とインナーに赤に近いマゼンタ色を入れたばかりでー!

どっちかっていうと、私の身なりの方があまり関わり合いたくない風貌じゃん”(-“”-)”

もはや、完全に教師の姿はここにはない。”(-“”-)”

よく考えると

もし、私が嫌われていたとしたら

わざわざ、朝の通勤途中に車を止めて

声をかけて来るだろうか。

 

私なら、わざわざ嫌いな人に自分から声はかけない。

そう考えると、

若い頃の私は、クラスの子供たちと心の交流を図れていたのかもしれない。と思うのであった。

全員とは親しみ深くなっていなくても

目の前にいるM君にとっては、きっと親しみのある先生だったのだと思うことにしよ。

 

実は、数年に一度こういう「恐怖と幸せ」を体験する私なのでした。

< おしまい >

 

 

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